初期の九谷焼である古九谷や再興九谷の吉田屋窯の画風を今に受け継ぐ三ツ井為吉。九谷五彩(緑、黄、紫、紺青、赤)を用いた五彩手や、赤を除く4色または3色で器を埋めるように描く青手の上絵は、色彩豊かで美しい。まさに色絵九谷の醍醐味を存分に味わえます。
山水や花鳥風月といった伝統的な絵柄を用いつつも、どこかモダンで洗練された雰囲気があるのも三ツ井為吉の作品の魅力です。
金沢、東京、横浜、大阪、神戸、札幌、松山、博多など、全国の有名百貨店で個展を開催
魅力あふれる伝統九谷を現代に生かした、新しい色絵磁器の研究・制作に励みながら、作品の発表を続けている。